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 授業科目
 Course Title
有機化学論講
- Advanced Lecture on the Organic Chemistry -
Advanced Lecture on the Organic Chemistry
 担当者
 Instructor
教授   加部 義夫  前学期 火曜日3時限
教授   木原 伸浩  前学期 火曜日3時限
教授   菅原 正  前学期 火曜日3時限
教授   上村 大輔  前学期 火曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
受講生が
・遷移金属錯体を用いた有機合成反応について、原理を理解し、反応設計が行えるようになること
・立体選択的な合成を行なうための基本的な考え方を理解すること
・複雑な分子を逆合成解析し、合成ルートを設定できるようになること
・分子の性質、反応性や反応の選択性について、分子軌道論を踏まえて理解できるようになること
を目標とする。

 
授業内容 Course Content
有機化学は20世紀に長足の進歩を遂げ、極めて複雑な医薬や有機エレクトロニクス材料などでも合成できるようになってきた。それは、分子軌道理論を背景として、有機化学反応についての理解が非常に進んだこと、様々な有機合成的手法、特に遷移金属錯体を利用する強力な合成反応が開発されたこと、そして、それらを統合する合成戦略が整備されたことによるものである。しかし、学部での有機化学の講義においては、有機化学の基本的な考え方を学修することに主眼が置かれており、現代有機合成化学を支える様々な優れた反応やその制御法、また、その背景となる理論をどのように適用すべきか、さらに、それらを用いて具体的にどのように合成戦略を立てるべきかを論ずるものではない。
本講義は、学部の有機化学では十分に触れられなかった有機合成化学の手法と考え方を広く論ずるものである。有機化学を学ぶ学生にとっては、本講義の内容は基本的な教養となろう。有機化学を研究対象としない学生にとっては、本講義は有機化学のoverviewを得るための絶好の機会となろう。
 
授業計画 Course Planning
普段からの研究やゼミの中で本授業で学んだことを応用したり、論文を読む時に本授業で学んだ観点から考察をしたりするように心がけること。よく分からない場合には、教員に積極的に相談する。

1.遷移金属錯体の基本反応(加部)
2.パラジウム錯体を用いる合成反応(加部)
3.ルテニウム錯体を用いる合成反応(加部)
4.銅錯体を用いる合成反応(加部)
5.立体特異的反応(木原)
6.立体電子効果(木原)
7.隣接基関与(木原)
8.不斉合成(木原)
9.逆合成解析(上村)
10.炭素−炭素結合の形成(上村)
11.多段階合成反応の設計(上村)
12.天然物の全合成(上村)
13.HSAB(菅原)
14.フロンティア軌道による反応制御:Diels-Alder反応(菅原)
15.フロンティア軌道による反応制御:芳香族求電子置換反応(菅原)



 
授業運営 Course Management
講述によって行なう。
 
評価方法 Evaluation Method
定期試験で評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
質問・相談などは、授業終了後を含め随時、教室または研究室で直接あるいはメールで受け付ける。
 


 
 
 
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