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 授業科目
 Course Title
国際日本文化特殊講義D1
 
 担当者
 Instructor
准教授 クリスチャン ラットクリフ  前学期 火曜日5時限/火曜日6時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
受講生が、①幾つかの国・時代において、日本の文学・文化が海外ではどのように受容されたかを理解するようになり、②幾つかの国・時代において、外国の人が日本の文学・文化の良さをどのような基準を以って判断したかを理解するようになることが本講義の目標である。
 
授業内容 Course Content
日本の文学などの文化的創作品が国外で消費されるとき、無論海外の人は、自分の文化圏の基準をもって、それらの作品の価値を決める。『源氏物語』や「キティちゃん」には読む価値や買う価値があるかを決める際、「日本ではこれが最高傑作だと言われる」や「日本ではこれは大人気」というのもある程度の影響を与えるが、結局はその外国で通用する「尊重すべき文学」や「面白い物」の基準を満たさない限り、評価はされない。この授業では、幾つかの例を見ながら、日本の文学作品等が海外の学者や評論家、一般消費者などにどういう形で分析され、理解されてきたかを詳しく考察する。
 
授業計画 Course Planning
授業は以下の計画に沿って進めていく。ただし、受講生の理解度によって、授業回数が増減する場合がある。

1. 海外における日本文学・文化(1)(中国の歴史書を参考に)
2. 海外における日本文学・文化(2)(16世紀~17世紀、ヨーロッパ)
3. 海外における日本文学・文化(3)(18世紀~19世紀、ヨーロッパ)
4. 海外における日本文学・文化(4)(20世紀前半、ヨーロッパ、アメリカ)
5. 海外における日本文学・文化(5)(第二次大戦期、ヨーロッパ、アメリカ他)
6. 海外における日本文学・文化(6)(終戦後~1980年代、ヨーロッパ、アメリカ他)
7. 海外における日本文学・文化(7)(1990年代~現在、ヨーロッパ、アメリカ他)
8. 『源氏物語』の受容と評価(1)(「日本の『○○』」論)
9. 『源氏物語』の受容と評価(2)(「古代小説」論)
10. 『源氏物語』の受容と評価(3)(フェミニズム論)
11. 『源氏物語』の受容と評価(4)(「傑作」vs.「退屈」論)
12. 日本のポップ・カルチャーの評価(1)(アトムの時代)
13. 日本のポップ・カルチャーの評価(2)(スピード・レーサーからポケモンまで)
14. 日本のポップ・カルチャーの評価(3)(海外「Otaku」の時代)
15. 学生の研究テーマ発表

 
授業運営 Course Management
各授業のテーマについて問題の定義、基本概念についての講義と、受講者によるテキストの内容の要約とディスカッションを行う。各自、研究テーマを選択し、学期末までに分析と説明をレジュメの形式にまとめ、最終授業で発表する。
 
評価方法 Evaluation Method
授業内における討論の内容(70%)および研究テーマ発表(30%)により評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
最初授業で発表する。
 
使用書 Textbook (s)
教員が必要な資料を配布する。

 
 
 
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