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 授業科目
 Course Title
スペイン語圏文化特殊講義A2
Lectures in Spanish and Latin American Culturers A2
 担当者
 Instructor
教授   小倉 英敬  後学期 木曜日4時限/木曜日6時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 ラテンアメリカのスペイン語圏地域においては、19世紀後半からの世界資本主義システムの浸透の結果として20世紀半ばより農村部から都市部への大規模な人口移動が生じた。このような人口移動は、人種・民族的に統合性が欠如していたペルーにおいては「チョロ化」という特異な文化的・社会的影響を生じさせた。本講義では、「チョロ化」現象とは文化・社会的にどのような現象であるかを理解することを目標とする。そのことは、多文化共生の中から文化混淆が進展する一例を理解することにつながる。
 
授業内容 Course Content
 20世紀半ばのペルーの思想史状況を概説した後、「チョロ化」を論じたホセ・バラヤーノス、アニバル・キハーノ、カルロス・フランコ、フアン・セバージョス、ロドリゴ・モントーヤ、ホセ・マートス・マル、エルナンド・デ・ソト、マリオ・バルガス・ジョサの主要論稿の講読を演習方式にて行う。
 
授業計画 Course Planning
 各回の講義内容は次の通りである。予習として、各回の該当部分の予め読んでくること、復習として毎回の授業内容の思想史的意味を再考することが不可欠である。
①シラバス記載事項の確認。20世紀半ばの人口移動
 20世紀半ばに発生した世界的な人道移動の概要を講義する。
②20世紀半ばのペルー国内の人口移動
 人口移動がもたらした社会的現象を概説する。
③ホセ・バラヤーノスの「チョロ論」(1)
 バラヤーノスの『チョロとペルー』の一部を講読する。
④ホセ・バラヤーノスの「チョロ論」(2)
 バラヤーノスの「チョロ論」の意義を考察する。
⑤アニバル・キハーノの「チョロ論」(1)
 キハーノの「チョロとペルーにおける文化的抗争」を講読する。
⑥アニバル・キハーノの「チョロ論」(2)
 キハーノの「チョロ論」の特徴を整理する。
⑦カルロス・フランコの「チョロ論」(1)
 フランコの「ネーション、国家と階級」等を講読する。
⑧カルロス・フランコの「チョロ論」(2)
 フランコの「チョロ論」の特徴を整理する。
⑨フアン・セバージョスの「チョロ論」
 セバージョスの「チョロ論」を整理する。
⑩ロドリゴ・モントーヤの「チョロ論」
 モントーヤの「チョロ論」を整理する。
⑪ホセ・マトス・マルの「チョロ論」(1)
 マトス・マルの『大衆の氾濫』の一部を講読する。
⑫ホセ・マトス・マルの「チョロ論」(2)
 マトス・マルの「チョロ論」を整理する。
⑬エルナンド・デ・ソトの「チョロ論」
 デ・ソトの「チョロ論」を整理する。
⑭マリオ・バルガス・ジョサの「チョロ論」
 バルガス・ジョサの「チョロ論」を整理する。
⑮まとめ:受講生のレポート発表を基に講義内容の整理を行う。
 
授業運営 Course Management
 講義と演習方式を組み合わせて行う。
 
評価方法 Evaluation Method
 各回の講読における理解度を基準に(50%)、期末のレポート内容(50%)を併せて総合的に評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜日12:10~13:00、水曜日12:10~13:00、金曜日12:10~13:00。
 

参考書 Book (s) for Reference
La Utopía Arcaica,初版,(Mario Vargas Llosa),1996

 
 
 
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