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 授業科目
 Course Title
生と死を考える
- 日本、ヨーロッパ、アメリカの文学の場合 -
Investigations into Life and Death 
 担当者
 Instructor
教授   鳥越 輝昭  前学期 火曜日1時限
  後学期 火曜日1時限
教授   深澤 徹  前学期 火曜日1時限
  後学期 火曜日1時限
教授   山口 ヨシ子  前学期 火曜日1時限
  後学期 火曜日1時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 この講義の到達目標は、履修者が、日本、ヨーロッパ、アメリカの文学のなかで、①「生と死」がどのように描き出されてきたかについて、かなり多数の具体的事例を学ぶこと、②それらの事例をとおして、それぞれの文化における「生と死」に関する考え方の特徴を知ること、③それらの考え方を参照しながら、「生と死」について自分の考えを豊かにし深めることです。
 
授業内容 Course Content
(1)日本の古典文学における「生と死」について、歴史的仮名遣いや能楽の作劇術などを題材にする講義、(2)ヨーロッパの古典・近代文学における「生と死」について、詩を題材にする講義、(3)アメリカ文学における「生と死」について、小説を題材にする講義を行います。
 
授業計画 Course Planning
 各回の講義内容は下記のように予定していますが、時間の都合で多少前後することもあります。
 予習としては、講義で取り上げる予定になっている作家・作品などについて、事前にウェブ上の信用できる資料を探して調べたり、文学百科事典を利用したりするなどして、概略を知っておいてください。さらに時間の余裕があれば、作品そのものを読んでおいてください。講義に出席する前に概略を知っておくことは必須です。この講義は、作品などの概説をすることが目的ではなく、作品に描き出される「生と死」の側面を考察するものであるからです。
 復習としては、ノートや配付資料を利用して講義内容の要点を確認するとともに、講義内容を批判的に検討し、別の考え方ができないかどうか考えてみることを勧めます。

1. シラバスの記載事項について確認、講義全体の目的・概要・進め方・学習法・評価方法について説明(鳥越、深澤、山口)
2. 「日本語」の歴史を通して、その生と死の問題を考える(深澤)
3. 平安文学のテキストに見える、生と死の問題を考えるⅠ(深澤)
4. 平安文学のテキストに見える、生と死の問題を考えるⅡ(深澤)
5.中世能楽の作劇術を通して、生と死の問題を考える(深澤)
6.ウェルギリウス『アエネーイス』のなかの生と死(鳥越)
7.ダンテ『神曲』のなかの生と死(鳥越)
8.ゲーテ『ファウスト』のなかの生と死(鳥越)
9.ボードレール『悪の華』のなかの生と死(鳥越)
10. 19世紀アメリカ文学における生と死を概観―『シャーロット・テンプル』から『シスター・キャリー』まで(山口)
11. エドガー・アラン・ポーの探偵小説「モルグ街の殺人」「マリー・ロジェの謎」における生と死(山口)
12. ハリエット・ビーチャー・ストー『アンクル・トムの小屋』における生と死(山口)
13. ケイト・ショパン『目覚め』、セオドア・ドライサー『シスター・キャリー』における生と死(山口)
14. 日本文学、ヨーロッパ古典・近代文学、アメリカ文学のなかの「生と死」について、まとめと補足(深澤、鳥越、山口)
15. 筆記試験および解説(深澤、鳥越、山口)

 
授業運営 Course Management
講義形式で行います。教科書は使用しません。参考図書は授業のなかで紹介します。各回の授業で資料を配付する場合もありますが、資料はその回だけに配布し、過去の資料は与えません。出席だけによって加点はしません。
 
評価方法 Evaluation Method
 最終回に実施する筆記試験を70%、レポートもしくはコメントペーパーを30%の割合で評価します。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
質問等は、授業後その場で受け付けます。
 


 
 
 
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