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 授業科目
 Course Title
裁判外紛争解決手続(ADR)特講A
Alternative Dispute Resolution A
 担当者
 Instructor
講師   町村 泰貴  後学期 集中
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が裁判外の紛争解決手続に関する理念、裁判との違い、現実の裁判外紛争解決手続の進行方法について理解することにある。
 
授業内容 Course Content
 この講義では、下記の授業計画に従い、裁判外紛争解決手続の基本的な考え方と根拠となる法律の内容を学び、さらに現実の裁判外紛争解決手続をいくつか取り上げて、その具体的な進行方向についての情報を提供する。この講義は社会保険労務士またはそれを目指す学生のためのプログラムであるので、社会保険労務士の職務に関連する具体的な内容を取り上げ、また裁判外紛争解決の重要ポイントであるメディエーションの技法についても実践的な学習機会を設ける予定である。
 
授業計画 Course Planning
 授業は以下の授業計画の通り進める。このうち、10〜12は社会保険労務士のゲストを迎えて、社労士団体によるADRの実際の進め方を学ぶ。また、13〜15は、メディエーション技法の専門家をゲストとして迎え、具体的なメディエーションの進め方を実践的に学ぶ。
 授業は集中で行われるので、授業期間の開始に先立ち、受講生は下記使用文献を予め読んでおくことが望ましい。その他の予習復習課題は、授業中に指示される。

1. ADR総論① ADRの定義と種類
2. ADR総論② 日本のADR法制
3. ADR総論③ 外国のADR事情
4. 調停法と仲裁法① 調停委員と仲裁人
5. 調停法と仲裁法② 調停の成立と効力
6. 調停法と仲裁法③ 仲裁法のあらまし
7. 国際ADR(国際仲裁と国際調停、オンライン・ディスピュート・レゾリューション)
8. 職場ハラスメントと相談・ADR
9. ADRとしての労働審判
10. 社労士団体による認定ADR
11. 社労士ADRの進め方
12. 社労士ADRによる解決と職場の受容など
13. メディエーションの心理学的基礎
14. 面接・交渉などメディエーションの技法
15. メディエーションによる合意形成プロセスの実際

 
授業運営 Course Management
 授業は基本的にゼミ形式で行う。初めの総論部分ではレジュメにそって講義することになるが、受講生の理解を確かめつつ、疑問に答えながら進行する。またゲストを迎えて行う部分では、受講生に積極的に課題を解決してもらう方式がとられる。
 
評価方法 Evaluation Method
 授業中の課題に取り組んだ成果およびレポートを評価の対象とする。なお出席それ自体は評価の対象ではないが、授業を3分の1以上欠席した者は、特段の事情がない限り、評価の対象としない。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
集中講義の期間中は学内にて質問に答える他、授業期間後もメールにより質問を受け付ける。
メールアドレスは yasutaka-m@spa.nifty.com
 
使用書 Textbook (s)
山本和彦・山田文『ADR仲裁法』2[日本評論社]2015
講義全般に関して参考とする。
参考書 Book (s) for Reference
入江秀晃『現代調停論』[東京大学出版会]2013
田中圭子『聴く力伝える技術』[日本加除出版]2012
安藤 信明、田中 圭子著、和田仁孝監修『調停にかかわる人にも役立つメディエーション入門』[弘文堂]2015
調停、メディエーションにおいて参考とする
 
 
 
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