[前へ戻る]
   

 授業科目
 Course Title
中国語学研究
Chinese Linguistics 
 担当者
 Instructor
准教授 加藤 宏紀  後学期 金曜日1時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 この授業では、履修者は①現代中国語文法研究の専門文献を読むのに求められる高度な読解力、②現代中国語文法分析法の基礎知識、③プレゼンテーションにおける構成力を身に付けることができる。
 
授業内容 Course Content
 この授業は、中国語の言語研究を専門とする大学院生を念頭に、現代中国語文法研究における主要な分析法である「結合価分析法」の主著をテキストとして使用しvその基本理念と研究成果についての理解を深める。
 
授業計画 Course Planning
 予習は、各回の割り当て部分を熟読し、問題点を整理して、発表後の議論に備えられたい。復習は、各回の議論のポイントをまとめることと、指示された関連文献を入手し、さらなる理解を深められたい。
 1.導入:シラバス記載事項の確認および授業の進め方の説明
 2.結合価文法の多面的観察(1): 「結合価」の定義と性質
 3.結合価文法の多面的観察(2): 結合価文法と依存文法
 4.結合価文法の多面的観察(3): 結合価文法と格・生成文法
 5.結合価文法の多面的観察(4): 結合価文法の体系化と実用化
 6.主述述語文の結合価と統語配列の分析(1): 主述述語文の類型、主述述語文の意味連結モデル
 7.主述述語文の結合価と統語配列の分析(2): 主述述語文の統語派生過程
 8.主述述語文の結合価と統語配列の分析(3): 主題化過程と主題構造
 9.主述述語文の結合価と統語配列の分析(4): 主題化と関わる文法過程、帰納原則とパラメータ設定
 10. 動詞結果補語形式の結合価と統語配列の分析(1): VR形式とその構成要素の結合価
 11. 動詞結果補語形式の結合価と統語配列の分析(2): VR形式の項合成のタイプ
 12. 動詞結果補語形式の結合価と統語配列の分析(3): VR形式の項割り当て許可規則
 13. 動詞結果補語形式の結合価と統語配列の分析(4): VR形式結合価の抑制―還元分析
 14. 動詞結果補語形式の結合価と統語配列の分析(5): VR形式が生成する基本文型とその派生
 15. 動詞結果補語形式の結合価と統語配列の分析(6): 多義のVR形式と対応する統語配列
 
授業運営 Course Management
 毎回、指定部分をプレゼンテーション方式(パワーポイントなどを使用)で報告してもらい、その後、問題点を議論し、必要に応じて関連文献の視点を導入しながら解説する。
 
評価方法 Evaluation Method
 期末レポート(60%)と発表(40%)を総合して評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 火曜・木曜・金曜の昼休み、個人研究室。次のアドレス宛のメールでも受けつける。katoh001@kanagawa-u.ac.jp
 
使用書 Textbook (s)
袁毓林『漢語配価語法研究』[商務印書館]
 上記使用書の入手方法は開講時指示する。
参考書 Book (s) for Reference
杉村博文・木村英樹 訳『文法講義』[白帝社]

 
 
 
[前へ戻る]