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 授業科目
 Course Title
比較言語文化特殊講義F1
Lectures in Comparative Linguistics and Cultures F1
 担当者
 Instructor
准教授 西野 清治  前学期 火曜日7時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 「前提」という概念を理解し、それにかかわる言語現象を把握することができるようにする。

 
授業内容 Course Content
 談話レベルでの言語現象を考えるときに必要になる概念の一つに「前提」というものがある。前提とは、ある発話が理解されるために前もって事実であると認識されていなければならない事柄である。ある文の前提となっている事柄が聞き手にとっては事実として認識されていないと、コミュニケーションがスムーズに行われなくなる可能性がある。
 この授業では、前提について理解することを目指す。
 
授業計画 Course Planning
 各回の講義内容は次のように予定しているが、時間の関係で若干前後する場合もある。予習として、扱う用語、概念、文のタイプ
などについてあらかじめ用語辞典などで調べておくとよい。

1 シラバス記載事項の確認。前提について①
   前提という概念について一般的な理解を試みる。
2 前提について②
   前提が生じる場合、前提が生じる表現について考える。
3 前提について③
   焦点、焦点化、強調する手段などについて考える。
4 前提について④
   否定との関係について考える。
5 分裂文について①
   分裂文の統語構造について考える。
6 分裂文について②
   分裂文が談話の中で果たす役割について考える。
7 分裂文について③
   分裂文と擬似分裂文とを比較する。
8 前提がかかわる表現について①
   encoreの使用状況
9 前提がかかわる表現について②
   encoreの意味作用の分析
10 前提がかかわる表現について③
   déjàの使用状況
11 前提がかかわる表現について④
   déjàの意味作用の分析
12 前提がかかわる表現について⑤
   peuとun peuの解釈
13 前提がかかわる表現について⑥
   peuとun peuの違いについて考える。
14 前提がかかわる表現について⑦
   条件文について考える。
15 まとめ
   前提という概念や、それに関わる事柄について理解できたことをまとめる。
 
授業運営 Course Management
 講義形式を基本とするが、受講者と一緒に文献の一部を読み、データの分析などを行うこともある。
 フランス語の表現を扱うので、相当のフランス語の力が必要である(最低でもフランス語検定試験2級合格程度の力)。
 
評価方法 Evaluation Method
 レポート(100%)により評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 17-314号室にて、月曜日18時~18時30分。
 
使用書 Textbook (s)
 授業時に指示する。

 
 
 
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