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 授業科目
 Course Title
英米文学特殊講義C2
Lectures in Anglophone Literature C2
 担当者
 Instructor
教授   山口 ヨシ子  後学期 月曜日4時限/月曜日6時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
1)アメリカ最大の都市ニューヨークで生まれた多様な文学(小説、自伝、旅行記など)の特徴をそれぞれ検証し、アメリカ文学史のなかに位置づけること。
2)ニューヨークに関する文学作品のなかから独自なテーマを見つけて研究発表を行い、最終的には論文の形で論じられるようになること。
 
授業内容 Course Content
 New Yorkを読む。17世紀から現代に至るNew Yorkの歴史をBoston,Chicago,Philadelphiaなどと比較しながら概観し、とくに人口が約60倍に急増した19世紀を中心に文学作品に描かれたNew Yorkを、人種、階級、ジェンダー等の観点から検証する。  








 
授業計画 Course Planning
 計画は、以下のようであるが、学生の興味や反応等によって、多少変更することがあり得る。学生は、前もって指示された作品(その一部)を読んだうえで、授業に参加する。
 授業後は、教員の講義、学生の発表、クラス討議等の結果を整理して各自の研究テーマへと集約させ、学期末に提出する論文への準備をする。

第1回 シラバス記載事項の確認。ニューヨークの歴史とその文学の特徴 概観
第2回 ニューヨークとヨーロッパ Henry James, “Passionate Pilgrim”(1871), "The Jolly Corner" (1908)
第3回 Henry Jamesのニューヨーク  Washington Square(1880)
第4回 移民たちのニューヨーク  Rose Cohen,Out of the Shadow (1995)
第5回 Laura Jean Libbeyとニューヨーク  ワーキングガールの愛読書
第6回 女性労働者とニューヨーク Drothy Richardson, The Long Day: The Story of a New York Working Girl(1905)
第7回 ニューヨークの社会福祉活動  ボランティア、セツルメント、「働く女性の家」
第8回 ヨーロッパ移住者のニューヨーク旅行記  Henry James, The American Scene (1907)
第9回 「白い奴隷たち」のニューヨーク Edith Wharton, The House of Mirth(1905)
第10回 ニューヨーク上流社会の価値観  Edith Wharton,  The Age of Innocence(1920)
第11回 ニューヨークと中西部的価値観  Edith Wharton,  The Custom of the Country(1913)
第12回 ニューヨークと中西部的価値観  Scott Fitzgerald,  The Great Gatsby (1925)
第13回 ユダヤ系移民女性のニューヨーク  Anzia Yezierska, Bread Givers (1925)
第14回 日本人が描いたニューヨーク Yone Noguchi, The American Diary of a Japanese Girl(1902),  The American Letters of a Japanese Parlor-Maid (1904)
第15回 研究発表とまとめ


 
授業運営 Course Management
 講義、学生の発表、討議、教員の解説、次週への課題説明、という形で授業を進める。
 また、学生はNew Yorkに関する独自の研究テーマを探し、研究発表・討議を経て、最終的には論文の形にまとめる。
 
評価方法 Evaluation Method
 平常点(研究発表、討議への参加、小レポートなどを含む)50%
 学期末のレポート50%




 
オフィスアワー Office Hour (s)
 月、火の昼休み。
 
使用書 Textbook (s)
指示された本や本の一部を受講者が図書館等を利用して用意する。
参考書 Book (s) for Reference
野口啓子・山口ヨシ子編著『アメリカ文学にみる女性改革者たち』[彩流社]2010年
山口 ヨシ子『ダイムノヴェルのアメリカ 大衆小説の文化史』[彩流社]2013年
山口ヨシ子『ワーキングガールのアメリカ 大衆恋愛小説の文化学』[彩流社]2015年

 
 
 
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