[前へ戻る]
   

 授業科目
 Course Title
英米文学特殊講義C1
Lectures in Anglophone Literature C1
 担当者
 Instructor
教授   山口 ヨシ子  前学期 月曜日4時限/月曜日6時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
1)アメリカ最大の都市ニューヨークで生まれた多様な文学(小説、自伝、旅行記など)の特徴をそれぞれ検証し、アメリカ文学史のなかに位置づけること。
2)ニューヨークに関する文学作品の中から独自のテーマを見つけて研究発表を行い、最終的には論文の形にまとめること。
 
授業内容 Course Content
 New Yorkを読む。17世紀から現代に至るNew Yorkの歴史をBoston,Chicago,Philadelphiaなどと比較しながら概観し、とくに人口が約60倍に急増した19世紀を中心に文学作品などに描かれたNew Yorkを、人種、階級、ジェンダーなどの観点から検証する。 
 
授業計画 Course Planning
 計画は、以下のようであるが、学生の興味や反応等によって多少変更することもあり得る。学生は前もって指示された作品(その一部)を読んだうえで、授業に参加する。
 授業後は、講義、発表、討議、教員のコメント等を整理して各自の研究テーマに集約させ、学期末に提出する論文への準備をする。

第1回 シラバス記載事項の確認。ニューヨークの歴史とその文学の特徴 概観
第2回 Washington Irvingのニューヨーク  The Sketch Book (1819)
第3回 ジャーナリズムの興隆とニューヨーク  Edgar Allan Poe, “The Mystery of Marie Roget”(1842)
第4回 メガロポリスとしてのニューヨーク Edgar Allan Poe, “The Man of the Crowd"(1840)”, “Mellonta Tauta”(1849)
第5回 週刊物語新聞とニューヨーク The New York Ledger紙とE・D・E・N・Southworth,The Hidden Hand (1859)
第6回「大衆のための本」ダイムノヴェルとニューヨーク  Orville Victorの文学活動
第7回 探偵小説とニューヨーク  Edgar Allan Poe, “The Murder of Rue Morgue”(1941)
第8回 探偵小説とニューヨーク  Metta F. Victor,The Dead Letter(1866)
第9回 探偵小説とニューヨーク  Anna Green,The Leavenworth Case(1878)
第10回 ネイティヴ・アメリカンとニューヨーク  Ann S. Stephens,Malaeska(1860)
第11回 ネイティヴ・アメリカンとニューヨーク  Edward S. Ellis,Seth Jones(1860)
第12回 アフリカン・アメリカンとニューヨーク ニューアムステルダム時代からハーレム・ルネッサンスまで
第13回 「貧しい女性たち」のニューヨーク Stephen Crane,Maggie: A Girl of the Street(1893)
第14回 地方出身者とニューヨーク Theodore Dreiser,Sister Carrie(1900)
第15回 研究発表とまとめ 

  
 
授業運営 Course Management
 教員の講義、学生の発表、討議、教員の解説、次週への課題説明、という形で授業を進める。
 また、学生はNew Yorkに関する独自の研究テーマを探し、研究発表・討議を経て、最終的には論文の形にまとめる。
 
評価方法 Evaluation Method
平常点(研究発表、討議への参加、小レポートなどを含む)50%
学期末のレポート50%

 
オフィスアワー Office Hour (s)
 月、火の昼休み。 
 
使用書 Textbook (s)
指示された本や本の一部を受講者が各自図書館などを利用して用意する。
参考書 Book (s) for Reference
野口啓子・山口ヨシ子編著『ポーと雑誌文学 マガジニストのアメリカ』[彩流社]2001年
野口啓子・山口ヨシ子編著著『アメリカ文学にみる女性と仕事 ハウスキーパーからワーキングガールまで』[彩流社]2006年
山口 ヨシ子『ダイムノヴェルのアメリカ 大衆小説の文化史』[彩流社]2013年
その他については、Suggested Readingsのプリントを配布する。
 
 
 
[前へ戻る]