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 授業科目
 Course Title
オーラルヒストリー特論
Oral History Studies 
 担当者
 Instructor
教授   安田 常雄  後学期 月曜日4時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、多様な聞き書き(インタビュー)資料に直接触れることによって、それが歴史をどのように描き出しているかを考察し、新しい歴史の見方とその方法としてのオーラルヒストリーの意味を捉える力を身につけられることにある。
 
授業内容 Course Content
 この講義では、下記のテキストに沿って、オーラルヒストリーの方法と現代史認識を深めることを目標にする。今年度は、歴史学の多様なオーラルヒストリーの方法を素材に講義する。
 
授業計画 Course Planning
1 第3部 樺太
  三木理史「総説」、三木理史「第9章 明治末期岩手県からの樺太出稼」
  (p.389~432)
2 竹野学「第10章 戦前期樺太における商工業者の実像」(p.433~462)
3 田村将人「第11章 樺太アイヌの<引揚げ>」(p.463~502)
4 中間まとめ
5 第4部 台湾
  松田ヒロ子「総説」、同「第12章 沖縄県八重山地方から植民地下台湾へ
の人口移動」(p.513~558)
6 野入直美「第13章 生活史から見る沖縄・台湾間の双方向的移動」(p.559
~592)
7 高嶋朋子「第14章 明治期の「在台内地人」初等教育について」(p.593
~636)
8 中西美貴「台湾抗日運動における東京台湾留学生の役割と女性の位置」(p.
637~670)
9 中間まとめ
10 第5部 南洋
  大野俊「総説」、宮内久光「第16章 南洋諸島に渡った沖縄県出身男性世帯
  主の移動形態」(p.679~720)
11 大野俊「第17章 「ダバオ国」の日本帝国編入と邦人移民社会の変容」(p.
   721~752)
12 武田尚子「第18章 1925-40年のマニラ湾における日本人漁業」(p.753~
  780)
13 湯山英子「第19章 仏領インドシナにおける日本人社会」(p.781~814)
14 「フィールドノート 「FEU NOS PERES」」、「研究紹介 英領マニラの日
  本人たち」、「研究紹介 南洋引揚者の再移住と沖縄独立論」(p.815~
  846)
15 総括討論

 
授業運営 Course Management
 講義は、①参加者全員がテキストを事前に読んでくること。また②わからない用語や歴史概念、討論したい論点などをあらかじめ考えてくること。そして③本テキストの関する現代史について、事前に調べてくることが望ましい。この講義では、参加者のテキスト報告が求められる。講義は、毎回のテキストに関する教師のコメントを中心として進める。
 
評価方法 Evaluation Method
 講義参加の平常点による。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 授業開始前、1時間。
 
使用書 Textbook (s)
蘭信三編『『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』』[不二出版]2008年
『『岩波講座・日本歴史』第21巻・史料論』[岩波書店]2015年


 
 
 
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