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 授業科目
 Course Title
オーラルヒストリー特論
Oral History Studies 
 担当者
 Instructor
教授   安田 常雄  前学期 月曜日4時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、多様な聞き書き(インタビュー)資料に直接触れることによって、それが歴史をどのように描き出しているかを考察し、新しい歴史の見方とその方法としてのオーラルヒストリーの意味を捉える力を身につけられることにある。
 
授業内容 Course Content
 この講義では、下記のテキストに沿って、オーラルヒストリーの方法と現代史認識を深めることを目標にする。今年度は、歴史学の多様なオーラルヒストリーの方法を素材に講義する。
 
授業計画 Course Planning
1 ガイダンス
2 蘭信三「オーラルヒストリーの展開と課題」(『岩波講座・日本歴史』第21 
巻・史料論、岩波書店、2015年)
3 蘭信三編『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(不二出版)
  第1部 朝鮮 
  外村大「総説」、同「第1章 日本帝国の渡航管理と朝鮮人の密航」(p.3
~62)
4 轟博志「第2章 朝鮮における日本人農業移住の空間展開」(p.63~86)
5 伊地知紀子・村上尚子「第3章 解放直後・済州島の人びとの移動と生活史
  」(p.87~146)
6 福本拓「第4章 アメリカ占領下における朝鮮人「不法入国者」の認定と植
  民地主義」(p.147~176)
7 「研究ノート 朝鮮人の満州移住」、「研究紹介 在阪朝鮮人の生活と帝国
  主義」、「研究紹介 帝国黎明期の在朝日本人」(p.177~216)
8 中間まとめ
9 第2部 満州
  上田貴子「総説」、今井良一「第5章 満州農業移民における地主化とその
  論理」(p.201~254)
10 小都晶子「第6章 満州における「開発」と農業移民」(p.255~288)
11 猪俣祐介「第7章 満州体験を語り直す」(p.289~312)
12 上田貴子「第8章 東北アジアにおける中国人移民の変遷 1860-1945」(p.
313~342)
13 「研究ノート 満州における朝鮮人の社会と教育」、「研究ノート 中国朝
  鮮族のアイデンティティ・クライシス」、「研究紹介 日本人商工業者の帝
  国依存性」(p.343~388)
14 中間まとめ
15 前期総括討論

 
授業運営 Course Management
 講義は、①参加者全員がテキストを事前に読んでくること。また②わからない用語や歴史概念、討論したい論点などをあらかじめ考えてくること。そして③本テキストの関する現代史について、事前に調べてくることが望ましい。この講義では、参加者のテキスト報告が求められる。講義は、毎回のテキストに関する教師のコメントを中心として進める。
 
評価方法 Evaluation Method
 講義参加の平常点による。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 授業開始前、1時間。
 
使用書 Textbook (s)
蘭信三編『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』[不二出版]2008年
『『岩波講座・日本歴史』第21巻・史料論』[岩波書店]2015年


 
 
 
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