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 授業科目
 Course Title
現代史料学特論
Recent Modern History 
 担当者
 Instructor
准教授 大川 啓  後学期 金曜日5時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
本講義の到達目標は、現代史を深く理解するために、これまでの近現代史研究の成果を学ぶとともに、その課題を検討する方法を身につけることです。
 
授業内容 Course Content
本講義では、近年刊行された、嶽本新奈『からゆきさん―海外<出稼ぎ>女性の近代』、牧原憲夫『山代巴 模索の軌跡』などをテキストとして、近現代史研究の成果と課題を検討します。
 
授業計画 Course Planning
受講者の専門分野や希望によって予定を変更する場合があります。
講読文献の該当箇所を必ず予習してくること。

01 ガイダンス
02 序章~身売りの歴史とその思想(『からゆきさん』序章・第1章)
03 海を渡った女性たち~海外日本人娼婦と明治政府の対応(『からゆきさん』第2章・第3章)
04 「芸娼妓」をめぐる言説と、海外膨張政策への呼応~分断される女/性(『からゆきさん』第4章・第5章)
05 優生思想と海外日本人娼婦批判~終章(『からゆきさん』第6章・終章)
06 自分を生きる(『山代巴 模索の軌跡』はじめに・おわりに・第1章)
07 山代吉宗とともに(『山代巴 模索の軌跡』第2章)
08 「岩でできた列島」に根をおろす(『山代巴 模索の軌跡』第3章)
09 鏡としての作品(『山代巴 模索の軌跡』第4章)
10 片隅の沈黙を破る(『山代巴 模索の軌跡』第5章)
11 民話の発見(『山代巴 模索の軌跡』第6章)
12 『荷車の歌』をめぐって(『山代巴 模索の軌跡』第7章)
13 民話からの生活記録へ(『山代巴 模索の軌跡』第8章)
14 戦前の総括そして離党(『山代巴 模索の軌跡』第9章)
15 「近代」への批判と『囚われの女たち』の完結(『山代巴 模索の軌跡』第10章)
 
授業運営 Course Management
受講者による報告とそれにたいする教員のコメントを中心とした講義です。各回の報告担当者には、担当箇所を要約し、その論点や自身の疑問点、補足調査の成果などを示したレジュメの作成を求めます。また、受講者間の積極的な議論を求めます。
 
評価方法 Evaluation Method
報告内容、講義への参加状況によって評価します。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
質問などは、講義後にその場で受け付けます。
 
使用書 Textbook (s)
嶽本新奈『からゆきさん―海外<出稼ぎ>女性の近代』[共栄書房]2015
牧原憲夫『山代巴 模索の軌跡』[而立書房]2015

参考書 Book (s) for Reference
講義の進行に即して適宜紹介します。
 
 
 
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