[前へ戻る]
   

 授業科目
 Course Title
国際政治学
International Politics 
 担当者
 Instructor
准教授 佐橋 亮  後学期 木曜日5時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 受講生が、国際政治学の基本的なアプローチ、国際社会の歴史、現在及び今後の国際政治の中心的課題を学ぶことを通じて、日々刻々と変動する国際政治を読み解いていくための力を養うことが、本講義の到達目標となる。
 
授業内容 Course Content
 国際政治学の基礎を広く学ぶ。なお、理論の最新トピックを扱うというよりは、初学者が国際政治を分析するために必要な分析ツールを身につけることに主眼を置く。現在世界で生じている平和への課題を取り上げ、それらへの国家、国際社会の対処を解説する。後期は、グローバリゼーションについての理解を深めたうえで、現代の課題、また今後の展望について講義する。
 I, II両方を履修して国際政治学への入門・基礎レベルの内容が網羅されるように配慮しているため、両方の履修を薦める。(後期、前期の順の履修でも構わないように工夫している。)
 
授業計画 Course Planning
以下の講義予定に従って、教科書・参考書の該当部分を予復習にあたって参照すること。該当部分の記述がない場合は講義において指示する。
第1回 初回ガイダンス
    国際政治学の基本的なアプローチを学び、またIIの内容の概説を講ずる。
第2回 グローバリゼーションと相互依存  
    グローバリゼーションの展開について、多くの角度から議論する。
第3回 グローバリゼーションは国際政治をどこまで変えるのか?
    相互依存に加え、パワー・シフトの意義について考える。
第4回 地域統合①
    欧州における地域統合の歴史を学ぶ。
第5回 地域統合②
    アジアにおける地域統合の現状と、その課題について考える。
第6回 核抑止と核軍縮・軍備管理
    国際政治における核兵器の役割とその管理・縮減について、多くの見方を紹介する。
第7回 テロリズム
    とりわけ国際テロリズムについて、その性質と政策について議論する。
第8回 脆弱国家と国際紛争
    内戦、国家間紛争の増加とそれへの対処について考える。
第9回 開発問題と人間の安全保障
    紛争後の平和構築について考える。
第10回 非伝統的安全保障
    災害救援、感染症対策、海賊対処について取り上げる。
第11回 サイバー空間と国際政治
    サイバーセキュリティ、サイバー空間におけるパワーについて考察する。
第12回 ソフト・パワーと国際交流
    国際交流を国際政治学の視点から考える。
第13回 グローバルガバナンスと新しい国際秩序について
    自由で開放的な国際秩序の将来について議論する。
第14回 将来予測
    将来を予測した各種報告書の内容を吟味する。
第15回 総括
    これまでの議論をまとめる。また、質疑応答にも時間を多く割く。
 
授業運営 Course Management
 講義形式による。予習,とくに復習として教科書を読むと良い。ただし,講義ではパワーポイント,板書を併用しながら理論・学説,また歴史上の出来事を丁寧に説明する。大きな国際政治の出来事が生じた場合,講義の冒頭に,それを国際政治学としてどのように理解できるか,解説する。また、毎年実務を通じて国際政治に関わっているゲストスピーカーを招聘している。
 
評価方法 Evaluation Method
 定期試験で評価する。任意提出の課題(A4、1枚程度)、またゲストスピーカーや講義で参照したビデオ教材の要約・感想を加味する。また大学内外での関係する講演会、シンポジウム、写真展などに参加した場合、その内容と感想をまとめて提出すれば、加味する。他方で講義受講姿勢の悪い、出席の著しく悪い学生は、特定できた場合に減点の対象とする。講義回数の半数に出席が満たない学生は、特段の理由を示せない限り、単位評価の対象としない。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 月曜日3限に17号館523号室にて。この時間に限らず在室時は常に受け付ける。
 
使用書 Textbook (s)
村田晃嗣ほか『国際政治学をつかむ 新版』新版[有斐閣]2015

参考書 Book (s) for Reference
ジョセフ・ナイ『国際紛争』第9版[有斐閣]2013

 
 
 
[前へ戻る]