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 授業科目
 Course Title
児童英語教育
English Education for Children 
 担当者
 Instructor
教授   橋 一幸  後学期 火曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本授業は、教職課程履修者(小学校教諭/中高の英語科教諭志望者)を主たる対象として、以下の目標達成のために計画的に指導を進めるが、民間での児童英語教育に関心ある学生も受け入れる
①文部科学省発行の共通教材である『Hi, Friends! 1・2』を準拠の電子黒板ソフトも視聴しながら体験学習し、『教師用指導資料』も参照してその内容を精査する。
②『Hi, Friends! 1・2』の活用法をグループで協議して指導案を作成し、模擬授業を体験することで外国語活動の指導力を養う。
③諸外国の小学校英語や日本における先進的な自治体の取組みも紹介し、中学校英語教育への接続について考える。
なお、本授業を履修するには、前期開講の「児童英語教育Ⅰ」の単位修得を要件とする

 
授業内容 Course Content
 2011年度より実施された小学校新教育課程では「外国語活動」が高学年で週1時間必修化され、2020年度実施の次期教育課程では、「外国語活動」が中学年に下ろされ、高学年では必修教科としての英語が週2時間程度実施される予定である。これについて学ぶことは、民間の児童英語教師や小学校教諭をめざす者に限らず、中高の英語教員志望者にも今後必須の事項であり、特に小学校教員免許、中高の英語教員免許取得をめざす学生には教育実習参加前の3年次での履修を勧める。Ⅱでは、次の指導計画に沿って、小学校における外国語教育指導法の基礎を身に付け、小中連携の英語教育について理解を深める。
 
授業計画 Course Planning
 上記の目標を達成すべく、次の内容について講義、討議、演習等を行なう。以下の〔  〕内には、文科省「学習指導要領」を読む、活動の立案などの事前予習課題、テキストの関連する章を読む復習課題等の次時への課題を示す。模擬授業はグループで取り組むが、予習として各自が独自の指導プランを作成して討議に参加すること。また、模擬授業をふり返り自己分析する個人レポートを課す。
1.オリエンテーション、夏休み課題レポートの提出、『Hi, Friends! 1』Lesson 1~3の内容と指導
2.『Hi, Friends! 1』L.4~6の内容と指導〔該当課の教師用指導書を読む〕
3.『Hi, Friends! 1』L.7~9の内容と指導〔該当課の教師用指導書を読む〕
4.『Hi, Friends! 2』L.1~3の内容と指導〔該当課の教師用指導書を読む〕
5.『Hi, Friends! 2』L.4~6の内容と指導〔該当課の教師用指導書を読む〕
6.『Hi, Friends! 2』L.7~8の内容と指導〔該当課の教師用指導書を読む、L.7「桃太郎」の読み聞かせ練習〕
7.L.7「桃太郎」の読み聞かせ演習発表、『小学校学習指導要領解説―外国語活動編』を読む、模擬授業のグルーピングと担当課の決定
8.グループ別活動設計・授業準備と個別指導①:授業の構想と指導設計
9.グループ別活動設計・授業準備と個別指導②:指導計画の完成と授業リハーサル
10.模擬授業演習と授業分析…次週個人分析レポート提出
11.模擬授業演習のふり返り、先進自治体の取り組み①:大阪府河内長野市の実践と児童の到達度(授業DVD視聴と討議)〔使用書10章pp.234-255を読む〕
12.先進自治体の取り組み②:神奈川県南足柄市の実践と児童の到達度(授業DVD視聴と討議)〔使用書11章pp.256-288を読む〕
13.先進自治体の取り組み③:横浜市の国際理解教室、中学入門期の躓きと韓国の小中英語教育
14.韓国の小学校英語(DVD視聴):小学校外国語活動の指導と中学校への接続
15.文科省の教科化に向けた文字指導補助教材『Hi, friends! Plus』の内容、アンケートを踏まえた年間のまとめ
 (より詳細なシラバスは、授業時に配布する。)
*学外の小学校英語教育研究会や発表会なども適宜紹介し、現場の実践から学ぶ機会も提供する。

 
授業運営 Course Management
 小学校外国語活動の教材を精査し、「児童英語教育Ⅰ」で学習した知識や理論の運用を図るべく、教員の個別指導のもと、少人数グループでの指導案立案と模擬授業、分析検討を通して指導力を育成する。グループでの協同学習(cooperative learning)が中心であり、理由なき欠席や遅刻は厳禁し、活動への主体的・積極的な参加を求める。資料を適宜配布するので、整理用にA4サイズのクリア・ファイル等を用意すること。
 
評価方法 Evaluation Method
 指導立案・授業演習への取り組みの姿勢30%、グループ及び個人としての模擬授業の成果40%、レポートの提出および自己分析の質と内容30%
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 火・水・金曜日の昼休み、または、火曜日3限の授業終了後、20-413髙橋研究室。
 
使用書 Textbook (s)
文部科学省編『Hi, Friends! 1』[東京書籍]2012年
文部科学省編『Hi, Friends! 2』[東京書籍]2012年
樋口忠彦・大城賢・國方太司・髙橋一幸(編著)『小学校英語の展開―よりよい英語活動への提言』[研究社]2010年
*『小学校英語教育の展開』は前期からの継続使用。
参考書 Book (s) for Reference
樋口忠彦・加賀田哲也・泉惠美子・衣笠智子(編著)『小学校英語教育法』[研究社]2013年
松川禮子・大城 賢(編著)『小学校外国語活動実践マニュアル』[旺文社]2008年
*その他、参考図書は必要に応じて適宜紹介する。
 
 
 
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