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 授業科目
 Course Title
消費者法
Consumer Law 
 担当者
 Instructor
准教授 遠藤 史啓  前学期 木曜日5時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 受講者が、消費者保護に関する各種の法的課題について、的確に理解することを目標とします。
 消費者法は、複数の法領域にまたがる問題を扱うため、他の法律科目も同時に履修することが望ましいです。


 
 





 
授業内容 Course Content
 商品やサービスの安全性の確保、適正な表示の確保等、消費者保護に関する各種の課題について説明するとともに、
消費者保護の理念、消費者の権利の確立について検討します。

 
授業計画 Course Planning
 各回の講義内容は、次のように予定していますが、進捗状況により、変更することもあります。
 現代社会において生じる様々な問題に対して関心をもつことが、講義の手助けとなります。
 
1.「消費者」を取り巻く社会・経済環境の変遷と現在
  社会・経済環境の変遷により、日々、どのような問題が生じているか、生じてきたかについて講義を行います。   
2.「消費者」をめぐる問題
  そもそも、「消費者」とは、どのような意義を有するのかについて講義を行います。
3.「消費者」・「法」・「権利」という問題の性格・位置づけ
  消費者の権利を確立すためには、法は、どのような役割を演じるべきか、演じてきたかについて講義を行います。
4.事故に対する法律上の責任
  事故が生じた場合の法律上の責任について、横断的(刑事上の責任、行政上の責任、民事上の責任)に講義を行います。
5.事故に対する民事責任(1)― 民事責任の性格
  民事責任の性格について、事後的な賠償(救済)、事故に対する柔軟な解決、という点に焦点をあてて講義を行います。
6.事故に対する民事責任(2)― 責任の根拠
  民事責任における一般的な責任の根拠について講義を行います。
7.事故に対する民事責任(3)― 責任の主体
  民事責任における一般的な責任の主体について講義を行います。
8.製造物責任法の解説(1)― 製造物責任法の成立まで
  製造物責任法が成立するまでの議論展開について講義を行います。
9.製造物責任法の解説(2)― 製造物責任法の制度趣旨
  製造物責任法の制度趣旨について講義を行います。
10.製造物責任法の解説(3)― 製造物の意義(2条1項)
   製造物責任法2条1項における製造物の意義(対象)について講義を行います。
11.製造物責任法の解説(4)― 欠陥の意義(2条2項)
   製造物責任法2条2項における欠陥の意義について講義を行います。
12.製造物責任法の解説(5)― 製造業者の意義(2条3項)
   製造物責任法2条3項における製造業者の意義について講義を行います。
13.製造物責任法の解説(6)― 製造物責任法の効果(3条)
   製造物責任法3条における賠償責任の意義について講義を行います。
14.製造物責任法の解説(7)― 開発危険の抗弁(4条)
   製造物責任法4条における開発危険の抗弁について講義を行います。
15.表示の適正化と法
   表示の適正化に関する法律について講義を行います。

 
授業運営 Course Management
 原則、講義形式で行います。
 六法(最新版)は、必ず持参してください。
 具体的なイメージを掴むため、実際の事例を適時参照しながら、講義を行う予定です。
 
 
評価方法 Evaluation Method
 定期試験の結果により評価します(定期試験100%)。
 ただし、授業中の質問に対する回答の状況等により加点をし、問題のある受講態度により減点をすることがあります。


 
オフィスアワー Office Hour (s)
 木曜日14:30~16:00、17号館512研究室。
 メール(endo-f@kanagawa-u.ac.jp)での質問も受け付けます。
 なお、質問や指摘は講義後にもその場で受け付けます。

 
使用書 Textbook (s)
開講の際に指示します。
参考書 Book (s) for Reference
日本弁護士連合会編『消費者法講義〔第4版〕』[日本評論社]2013
廣瀬久和・河上正二編『消費者法判例百選』[有斐閣]2010
大村敦志『消費者法〔第4版〕』[有斐閣]2011
その他の参考書については、講義の際に指示します。
 
 
 
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