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 授業科目
 Course Title
生物学
- 生物の進化を遺伝子の基礎から考えてみよう -
Biology 
 担当者
 Instructor
教授   朝倉 史明  前学期 月曜日1時限/金曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が、①生物とはいかなるものかという最も重要な基本内容を知ること、②生物進化の基礎的内容を知ること、③進化の根本にある遺伝子本体であるDNAの基礎的内容を知ること、などを通じて、生物多様性について考える力を身につけることである。
 
授業内容 Course Content
 地球上には実に多種多様な生物が生存している。これは地球上でのおよそ三十八億年の生命の歴史の中で、たった一種であった生物が進化を遂げてきた結果である。これら多種多様な生物は、いずれもその生活環境に見事に適応して生活を営んでいる。
 それでは、進化とはどのような機構で起こるものであろうか。現存するそれぞれの生物種にはどのような進化の歴史があるのだろうか。現在、進化学と言われる分野ではどのような研究がなされ、どのような新しい発見があるのか。これらのことについて、その根本となる遺伝子本体であるDNAの基礎的な内容から概説する。
 
授業計画 Course Planning
 講義は、前後することなく、次の順に進める。ただし、一回の講義につき、一項目とは限らない。

1. ガイダンス
  受講する上での注意事項と講義内容の説明を行う。
2. 生物とは(1) 生物と無生物
  生物とはどのような存在か、無生物と比較しながら考える。
3. 生物とは(2) 生物の基本単位である細胞
  生物の大きな特徴である細胞について、その基礎的内容を学ぶ。
4. 生物とは(3) 生物の分類
  多様な生物の分類方法について、その基礎的内容を学ぶ。
5. 生物の進化(1) 進化の証拠 
  生物が進化によって多様化してきたことの証拠について考える。
6. 生物の進化(2) 用不用説
  最初に提出された進化論である用不用説を学ぶ。
7. 生物の進化(3) 自然淘汰(その一)
  広く認められている自然淘汰理論の基礎的内容を学ぶ。
8. 生物の進化(4) 自然淘汰(その二) 
  どのようにして自然淘汰理論に到達したか、その研究の基礎を学ぶ。
9. 生物の進化(5) 性淘汰
  自然淘汰とは異なる視点からの進化の仕組みを考える。
10. 遺伝子(1) 遺伝子の本体(DNA)(その一)
  遺伝子がDNAでできていることを明らかにした実験について学ぶ。
11. 遺伝子(2) 遺伝子の本体(DNA)(その二)
  DNAとはどのような物質かその基礎的内容を学ぶ。
12. 遺伝子(3) DNAの複製と遺伝子の発現(その一)
  DNAの複製様式と遺伝子発現の基礎的内容を学ぶ。
13. 遺伝子(4) DNAの複製と遺伝子の発現(その二)
  遺伝子発現について少し詳しい内容を学ぶ。
14. 遺伝子(5) 遺伝暗号とDNAの変異
  遺伝子に用いられている暗号について学ぶ。
  さらに、DNAの情報がいかにして変化するのか、その仕組みを学ぶ。
15. 分子でみる進化
  生物の進化についてDNAやタンパク質レベルで考える。
 
授業運営 Course Management
 以下のことには注意し、講義に臨むようにすること。
1. 積極的に講義に出席することが大事である。
2. 高校において生物を履修していない学生がいることを前提に講義するので、その心配はいらない。
3. 質問がある時には、その都度、遠慮なく質問すればよい。
4. 教科書は使用しないが、毎回プリントを配布し、それに従って講義を進めていく。
5. 配布資料はdotCampusにもアップロードする。短時間で良いので、ぜひ予習をしておいてほしい。
6. 毎回、新たな内容に進んでいくので、次回までに一回一回の講義内容の復習を欠かさないようにすることが重要である。
 
評価方法 Evaluation Method
 講義時間内に行う課題(40%)と期末に提出するレポート(60%)により評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 授業後の教室あるいは研究室で受け付ける。いつ訪ねてもらってもよいが、月曜日の2限と昼休みはほぼ研究室にいる。
 

参考書 Book (s) for Reference
長谷川眞理子著『進化とはなんだろうか』[岩波ジュニア新書]]
中内光昭著『DNAがわかる本』[岩波ジュニア新書]
中村桂子著『あなたのなかのDNA』[ハヤカワ文庫]

 
 
 
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