[前へ戻る]
   

 授業科目
 Course Title
生物科学特別講義C
Special Topics in Biological Sciences C
 担当者
 Instructor
講師   遠藤 一佳  前学期 集中
 単 位
 Credit
1

到達目標 Target to be Reached
過去の生物がどのようなゲノムを持ち、どのような姿、かたち、生活をしていたかを復元し、長い地球の歴史の中でどのように進化してきたのかを推察するために必要な基礎的な概念と方法論を受講生が身につけることを目標とする。
 
授業内容 Course Content
パワーポイントと配布資料に基づいて、基礎的な概念について学習すると同時に、授業中に提示されるいくつかの練習問題で実際に頭を使い、手を動かすことを通じて、理解を深める。
 
授業計画 Course Planning
1. ゲノムと歴史情報
ゲノムとは何か、そして、ゲノムに刻まれている3種類の情報、すなわち(1)遺伝情報、(2)発生プログラム、(3)歴史情報がそれぞれどのようなものであるかを確認する。
2. 系統樹
系統樹の読み方を学ぶとともに、系統樹を作成するための理論と実際を習得する。いくつかの練習問題を解くことで理解を深める。練習問題の一部は宿題とする。課題に取り組むことを通じて講義で学んだ理論の復習を行う。
3. 祖先復元
系統樹を元に内部分岐点での形質状態の復元法を習得する。系統樹の作成と同様、宿題として練習問題に取り組み、理解を深める。
4. 古代DNA
過去のゲノム情報を直接的に得る方法として古代DNAの研究について、歴史、手法、問題点、研究例等を学ぶ。
5. カンブリア爆発
過去の生物や古生物進化の研究対象の一例として、いわゆる「カンブリア爆発」について、化石記録、分子系統学、EvoDevoなど多角的視点から学ぶ。
6. バイオミネラリゼーションの機構と進化
カンブリア爆発において進化した骨格形成について、主にその材質(生体鉱物)の観点から、特にそこに含まれる基質タンパク質の構造、機能、進化について学ぶ。
7. 貝殻らせん成長の謎
カンブリア爆発において進化した骨格形成について、主にその形態(初期発生、後期発生=成長)の観点から、特に「生命のらせん」として知られる貝殻等角らせんの形成メカニズムと進化を探る。

 
授業運営 Course Management
集中講義形式で行う。資料の配布、授業運営の詳細の説明は初回講義にて行う。古典分子生物学(DNA二重らせん構造、タンパク質合成、セントラルドグマ、遺伝暗号)について理解していない受講生は予習でそれらの内容を確認されたい。
 
評価方法 Evaluation Method
レポートおよび欠席状況により評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
他大学からの出講であるため、質問等は電子メール等で随時受け付ける。連絡先は、初回講義時に受講者に周知する。
 


 
 
 
[前へ戻る]