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 授業科目
 Course Title
比較言語文化特殊講義D2
- 社会言語学・文体論 -
Lectures in Comparative Linguistics and Cultures D2
 担当者
 Instructor
教授   岩本 典子  後学期 金曜日4時限/金曜日6時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 比較言語文化特殊講義D1の続きの科目である。
 比較言語文化特殊講義D1によって得られた知識や方法論をもとに、更に学生は、①機能主義文法、批評的ディスコース分析の理論の基本を学ぶ、②テクスト分析の手法について習得する、③様々なジャンルにおける主に英語によるテクストのスタイルやレトリックについて学ぶ、④習得した理論や方法論を使って、独自にテクスト分析が行えるようになることを、目標とする。
 
授業内容 Course Content
 比較言語文化特殊講義D1の続きである。英語教育学特殊講義DIにおいて、身につけた知識、方法論や表現法に、積み上げる形で、更に、言語と社会についての、新たなトピックについて、学んでいく。クリティカル・シンキングやインディペンデント・シンキングの力も増強し、学んだことを、どのように、実際のテクスト分析や英語教育に応用・活用できるかということも、考察していく。
 知識と分析力を身につけつつ、その分野の全体像をとらえる姿勢も養うこととする。
 
授業計画 Course Planning
 各回の授業内容は、以下のように予定しているが、受講生の理解度や関心、及び時間の都合によって、若干変更する場合もある。教科書ないし、あらかじめ配布したプリントを読んだ上で受講していることを、前提にして授業を進める。予習として、教科書ないしプリントを読んで、わからない単語や熟語は辞書で調べ、専門用語については、事典で調べて内容を把握して、報告できる形にしてくること。復習としては、再度、講義ノートやプリントを読んでみること、そして、授業で学んだケースや方法論等を、身近なケースにあてはめたり、メディアに関するテクストを、図書館やインターネットで、サーチしてみて、自分なりに応用してみることである。そうすることで、理論や方法論を、更に強固に習得でき、研究の姿勢も身についていくのである。

1. シラバス記載事項の確認。批評的ディスコース分析:太平洋戦争期における新聞の分析への応用(後期は主にプリントを使用する)
2. 選択体系機能文法における観念構成機能の小説への応用:Pincher Martin及びInheritors
3. 選択体系機能文法における観念構成機能の小説への応用:Dubliners及びromance novels
4. 選択体系機能文法における主題構造の新聞分析への応用:『人民日報』とNew York Times
5. 選択体系機能文法におけるモダリティーの政治スピーチへの応用:ブッシュ大統領の対テロ戦争のスピーチ
6. ことばと国家:「想像の共同体」形成における言語の役割
7. ことばと国家:共通のシンボル形成における言語の役割
8. 広告における言語: アプレイザル理論の応用
9. 広告における言語: 社会の変化と広告のありかた
10. ポライトネスと言語:依頼表現の日英比較
11. ポライトネスと言語:提供表現の日英比較
12. 選択体系機能文法における文法比喩と新聞分析への応用
13. 選択体系機能文法における文法比喩と英語教育への応用
14. 多言語主義とアイデンティティー、及び「正しい英語」という考えの考察:
   シンガポール、ウェールズ、アイルランドのケース
15. 復習とまとめ
 
授業運営 Course Management
 比較言語文化特殊講義D1に基づく。
 授業では、順番にテクスト内容を要約・発表する形式で進めるので、毎回十分な予習や下調べが要求される。担当となっている者による報告後、内容の説明、補充、問題演習、関連データの分析、質疑応答、討論を行う。授業で扱ったテーマの中から選んで、前期と後期に1本づつ、独自にデータを集め分析を行い、原則として「英語で」小論文を書く。
 
評価方法 Evaluation Method
比較言語文化特殊講義D1に基づく。
小論文70% 授業における報告と演習30%
授業を4回ないしそれ以上欠席した者は評価の対象としない。3回の遅刻で、1回の欠席とする。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
金曜日16:30~17:30
 
使用書 Textbook (s)
龍城正明1[くろしお出版]2006年
授業時に指示する。配布プリント多数有り。

 
 
 
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