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 授業科目
 Course Title
英米文化特殊講義B1
Lectures in Anglophone Cultures B1
 担当者
 Instructor
教授   ウィリアム・マコウミ  前学期 火曜日4時限/水曜日6時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
十九世紀後半の産業・科学革命による激しい文化・社会価値観の変化を背景にした、アメリカと明治日本との文化交流史や総合観についての理解を深めること。
 
授業内容 Course Content
“世界の中のアメリカ”を全体のテーマとして、本授業は三つの主題を中心とする:
アメリカのアメリカ自身の見方、アメリカの他の国の見方、
アメリカの他の国による見られ方。

前期では、アメリカの南北戦争後から第一世界大戦の始まりまで、アメリカと明治日本との文化交流史を焦点とする。特にその時期の迅速に消えていく「古き日本」に対するアメリカのインテリたちの間に現れた「大波」の興味を中心とする。このインテリたちにとって、当時のアメリカの気に入らない点と、「古き日本」の価値ある魅力的な点を比較し、その異文化の出会いの影響によるその後の『知的な活動や芸術家としての活動』について講義する。
 
授業計画 Course Planning
1. 講座やテーマへの入門と日本とアメリカの歴史的背景や当時の世界情勢
2. 使用書のIntroduction:アメリカの日本文化の大流行;明治日本の文化的な解放について
3. The Floating World-Herman MelvilleとJohn Manjiroの経験を比較 (pp.3-43)
4. A Collector of Seashells-E.S. Morseの日本文化研究について (pp.45-73)
5. The Boston Tea Party- 岡倉天心とIsabelle Gardnerの日本文化についての交流 (pp.75-107)
6. A Season of Nirvana-Henry Adams and John La Farge,当時のアメリカの背景 (pp.109-138)
7. Falling Water-Henry Adams and John La Farge,日本滞在について (pp.139-159)
8. 7の続き、日光、鎌倉、京都の観光について (pp.160-175)
9. エッセイによる試験
10. Messages from Mars-Percival LowellとMabel Toddの交流とアメリカの文化的背景 (pp.177-188)
11. その続き、Percival Lowellの日本の研究について (pp.188-211)
12. The Mountain of Skulls- Lafcadio HearnとMary Fenellosa の交流とハーンの日本研究について (pp.213-237)
13. The Judo Room, Theodore RooseveltとWilliam Bigelowの日本の文化についての交流(pp.239-263)
14. Epilogue: Circa 1913-明治時代の終わり、それぞれの人物のその後の人生(pp.265-293)
15. 講座のまとめと夏休みの課題;学期末レポート提出
 
授業運営 Course Management
各週の宿題に基づいて授業の講義や議論を行う。それに関連する資料についても取り上げる可能性がある。履修者の積極的参加を期待する。各週の講読課題を踏まえて講義や説明、議論。授業は主に英語で行う。

 
評価方法 Evaluation Method
授業議論への貢献、試験のエッセイ、レポートなどを総合して評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
授業終了後に受け付ける。
 
使用書 Textbook (s)
Christopher Benfey,The Great Wave,Random House,2003
クリストファー・ベンフィー 大橋悦子訳『グレイト・ウェイヴ  日本とアメリカの求めたもの』[小学館]2007


 
 
 
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