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 授業科目
 Course Title
システム信頼性工学特論
System Reliability Engineering
 担当者
 Instructor
教授   秋吉 政徳  後学期 木曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
本講義では学生が、(1)信頼性の考え方と必要性、(2)マネジメントの視点から見た信頼性工学を学び、(3)信頼性設計、故障解析、信頼性試験の技法を修得し、信頼性に関してシステマティックに判断できることを到達目標とする。
 
授業内容 Course Content
現代社会の人工物は、大規模複雑化が益々進行しており、ある故障が思いがけず広範囲に波及し、大きな社会問題となることがある。信頼性工学は、工学としての技法ととともにマネジメントの視点からその意義や目的を学ぶ必要があり、以下の内容で講義する。また、最新の技術動向の文献調査や事例を調査し、それらを輪読する。
 
授業計画 Course Planning
信頼性工学は、故障事象を科学的に管理するという点を学ぶだけではなく、その管理技術を用いて信頼性の確保と向上に組織として取り組むといったマネジメントの視点が重要である。そのために、以下の講義内容を予定している。
毎回の授業中に、次週の講義内容の資料を配布するので、概要把握に努めた予習は必須である。その上で、復習を徹底すること。

1.信頼性工学とは
  信頼性工学の役割、マネジメントの視点から見た信頼性、信頼性と品質管理、信頼性と固有分野の技術(1週)
  信頼性工学の歴史、信頼性理論の発達(2週)
2.信頼性の尺度
  確率と統計学の知識(3週)
  信頼性と故障、基本式(関数、推定)(4週)
  信頼度、保全度、故障(5週)
  信頼度と故障確率、偶発故障(6週)
  故障曲線、平均故障間隔(MTBF)の推定ならびに検定(7週)
  故障曲線、平均故障間隔(MTBF)の推定に関わる演習と解説(8週)
  信頼性データの統計的解析(9週)
  信頼性データの統計的解析に関わる演習と解説(10週)
3.信頼性設計と評価 
  冗長性、階層性、フェールセーフ、フールプルーフ(11週)
  デザインレビュー、FTA、FMEA(12週)
  信頼性試験の目的、種類(抜き取り検査、中途打ち切り試験、加速試験)(13週)
4.最新の技術動向
  マネジメントの視点からの関連文献・事例の輪講(14週)
  関連文献マップ、事例マップ作成、まとめ(15週)
 
授業運営 Course Management
基本的に講義形式である。ただし、「信頼性データの統計的解析」に関しては、授業内で簡単な演習も行うので、授業時間中の指示に従うこと。また、学部の信頼性工学、数理統計学の講義内容に関する理解を前提としている。
 
評価方法 Evaluation Method
授業中に課す演習とレポート60%、授業中の質疑応答40%で評価を行う。
講義を5回以上欠席したものは評価の対象としない。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜日10:30~12:00(23-528)
 


 
 
 
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