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 授業科目
 Course Title
文化比較論(思想)
- 愛の文化比較 -
Comparative Cultural Theory (Intellectual History)
 担当者
 Instructor
教授   伊坂 青司  後学期 金曜日2時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
本講義は<愛>をテーマにして、①生物学的な基礎を有しながら時代や民族文化の違いによって多様な現れ方をする愛の諸相を理解するとともに、②欧米と日本・アジアの文化圏によって異なる愛の文化と思想を相互に比較対照することで、③現代における愛のあり方を自覚することを目標とする。
 
授業内容 Course Content
講義では、欧米や日本・アジアにおける愛の文化と思想のあり方を、それぞれ時代順に比較対照し、多様な愛の表現内容を絵画・文学作品・芸能・映画・テレビドラマなどを素材として考察してゆく。
 
授業計画 Course Planning
各回の講義内容は次のように計画している。自分にとって関心のあるテーマについてあらかじめ調べるとともに、講義内容を図書やインターネットなどによって復習し、理解を深めること。

1 古代における愛の文化比較
 (1)原始共同体の母権制と地母神信仰
 (2)古代ギリシア神話におけるアフロディーテとエロス
 (3)日本の古代の恋愛観~万葉集の相聞歌
 (4)レポート作成①
     古代ギリシア神話と日本の万葉集の相聞歌を比較対照してレポートを作成する。
2 中近世における愛の文化比較
 (1)ユダヤ=キリスト教における神の愛
 (2)ヨーロッパの騎士道と宮廷風恋愛~ワーグナーの楽劇「タンホイザー」
 (3)江戸元禄時代の町人文化と日本的な恋愛~人形浄瑠璃「曽根崎心中」
 (4)イタリア・ルネサンスにおけるヴィーナスの復活~ボッティチェリの絵画
 (5)レポート作成②
     「タンホイザー」と「曽根崎心中」を比較対照して、「愛と死」をテーマにレポートを作成する。
3 近現代における愛の文化比較
 (1)ヨーロッパの近代的愛とオペラ①~モーツァルトの「魔法の笛」  
 (2)ヨーロッパの近代的愛とオペラ②~モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」
 (3)日本の大正時代における愛の文学~谷崎潤一郎「痴人の愛」
 (4)現代アメリカの家族愛と婚外恋愛~映画「マディソン郡の橋」
 (5)現代韓国の家族事情と純愛~韓流テレビドラマ「冬のソナタ」
 (6)レポート作成③
     「近現代における愛の文化比較」で取り上げた作品を選び比較対照してレポートを作成する。
 
 
授業運営 Course Management
パワーポイントを使い、文字情報とDVDなどの視聴覚映像に基づいて講義をする。レポートの書き方については授業中に指示する。講義中の私語は他の学生の迷惑となるので、厳禁する。

 
評価方法 Evaluation Method
評価は3回提出のレポートの内容による。レポートの評価は全体を100%として、その配分は①と②を30%、③を40%とする。

 
オフィスアワー Office Hour (s)
毎週金曜日 12:15~12:45 17号館427(伊坂研究室)
電子メール随時受付 isakas01@kanagawa-u.ac.jp

 


 
 
 
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