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 授業科目
 Course Title
ロシア経済論
Russian Economy 
 担当者
 Instructor
講師   伏田 寛範  後学期 水曜日5時限/木曜日2時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
本講義の到達目標は、受講生が①近年成長著しいロシア経済の特徴について知り、②日本をはじめとする先進国経済との違いを検討し、③今日の国際関係の中でロシアがどのような位置を占めているのかを理解することを通じて、④世界経済や国際関係への関心を高めることにある。なお、本講義の履修を希望する者は、ロシア経済論Iを受講することが望ましい。
 
授業内容 Course Content
この講義では、近年、成長の著しいロシアの経済について、政治や社会も含めて多角的に検討する。ソ連崩壊後のロシアでどのような改革が実施されたのか、ロシア経済はどのような特徴を持つようになったのか、現在のロシア経済の抱える構造的な問題点は何なのか、また、今日の国際環境のなかでロシアはどのような位置を占めているのか、などについて学ぶ。
 
授業計画 Course Planning
各界の講義内容は次のように予定しているが、進捗状況により内容が前後する場合がある。講義内容の理解を深めるためにも、下に示した参考書や授業中に紹介する書籍等を用いて学習することを勧める。
1 ガイダンス/ロシアについての基礎知識(歴史、地理、文化など)
  シラバス記載事項の確認をし、そのうえでロシアについての基礎的な知識(歴史、地理、文化など)について確認する。
2 現代ロシアの政治システム
  今日のロシアの政治システムについて説明する。
3 ロシアの歴史
  帝政ロシア期からソ連時代にかけてのロシアの歴史について、主に経済的側面から概観する。
4 市場経済化とマクロ経済の動向①
  1990年代のロシア経済について概観する。
5 市場経済化とマクロ経済の動向②
  2000年代のロシア経済の動向について概観する。
6 経済危機とロシア経済
  ロシア経済をたびたび襲った経済危機について、その原因とロシア経済への影響を検討する。
7 ロシアの産業①
  ロシアの主力産業であるエネルギー部門について概観する。
8 ロシアの産業②
  製造業やその他の産業について概観する。
9 ロシアの地域経済
  地域経済発展のための取り組みについて概観する。
10 近代化政策①
  現在、取り組まれようとしている近代化政策の背景について検討する。
11 近代化政策②
  現在、近代化のために取り組まれている経済政策について解説する。
12 近代化政策とハイテク産業
  近代化政策の柱の一つに産業の多角化・高度化がある。航空機産業を例に、ロシアのハイテク産業振興政策について検討する。
13 ロシアの東方シフト
  急速に発展するアジア太平洋地域に、ロシアはどのように接近しようとしているのかを検討し、日ロ関係の今後の展開についても考  える。
14 ウクライナ危機と東方シフト
  一昨年からのウクライナ危機がロシアの経済・内政・外交にどのような影響を及ぼしているのかを検討する。
15 まとめ
  本講義全体にかかわるまとめと質疑応答

 
授業運営 Course Management
授業はパワーポイントを使用し、講義形式で行う。使用する資料は適宜、授業中に配付する。
 
評価方法 Evaluation Method
学期末試験100%
 
オフィスアワー Office Hour (s)
質問や指摘は、講義終了後その場で受け付ける。


 

参考書 Book (s) for Reference
溝端佐登史編著『ロシア近代化の政治経済学』[文理閣]2013年
吉井昌彦・溝端佐登史編著『現代ロシア経済論』[ミネルヴァ書房]2011年
羽場久美子・溝端佐登史編著『ロシア・拡大EU』[ミネルヴァ書房]2011年
その他、授業中に適宜紹介する。
 
 
 
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