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 授業科目
 Course Title
現代社会心理学
Modern Social Psychology
 担当者
 Instructor
教授   寺沢 正晴  後学期 木曜日5時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 この授業の到達目標は、第一に、社会心理学的な知識や考え方を身に付けること、第二に、その社会心理学を応用して、現代社会の文化と心理という、身近で自己自身にも関わる問題を、自己自身で考察する能力を養成することです。
 
授業内容 Course Content
 “現代社会”とは、いうまでもなく、私たちと時代をともにして、過去から未来へと展開されつつある、今現在の社会です。そして、私たちの感情や思考や意思、言い換えれば<心の活動>は、社会的に積分されれば、“文化”として、個人的に微分されれば、“心理”として成立するでしょう。その社会の文化と個人の心理を結びつける、いわば“架け橋”となるのが、<社会心理>という概念なのではないでしょうか。この授業は、私たちの<こころ>の様々なあり方に、社会心理学的な立場から、接近しようとするものです。
 
授業計画 Course Planning
 各回の授業は、以下のように予定しているが、時間の関係等で、若干の変更や前後する場合もあります。
 予習としては、予定されている授業の内容を予想したり、関係すると思われる事柄について前もって調べたりして授業に臨めば効果的だと思います。
 復習としては、講義の内容を批判的に考察したり、授業時に紹介された文献に接するなどして、自分なりに再構成してみることが、有効であるように思われます。 

 1. 現代社会の文化と心理を学ぶために 
 2. 考察のための基本的枠組
  (1)社会と歴史について
  (2)伝統社会・近代社会・現代社会
  (3)現代社会の諸側面
  (4)文化・社会心理・個人心理  
 3. 現代社会の文化と心理
  (1)産業社会の文明と心理
  (2)都市社会の文明と心理
  (3)大衆文化と大衆の心理
  (4)生活文化と生活意識
  (5)日本文化と日本人の意識  
 4. 現代のサブカルチュアの諸相
  (1)職業・階層による文化と意識の差異
  (2)文化と価値観の世代差
  (3)男性と女性の文化的・心理的差異  
  (4)現代学生気質
 5. まとめ
 
授業運営 Course Management
 授業の運営は、基本的には、講義形式で行う予定です。とはいえ、普通の講義形式の授業ばかりでなく、討論を行ったり、映像を見たり、様々な形式での授業を試みてみたいと思っています。いくつかのテーマについては、講義をした後に、小論文を書いてもらうかもしれません。
授業の内容は、あなた自身のあり方・生き方にも関わることばかりです。ともに考え、あなた自身の考えを作り変えるような、積極的な姿勢を期待しています。
 特に教科書として使用するものはありませんが、参考書は、授業中に、適宜指示します。
 よかったら、下記の寺沢の著書も、参考にしてください。
 
評価方法 Evaluation Method
 提出レポートが七割程度、授業中の発言や授業に臨む態度が三割程度で、総合的に評価します。レポートは、それなりの分量を要求します。(テーマは自由ですが、4,000字以上)
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 金曜日の昼休み:17-406(場合によっては、金曜日17時以降にも)
 

参考書 Book (s) for Reference
 寺沢正晴『日本人の精神構造―伝統と現在―』[晃洋書房]2002

 
 
 
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