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 授業科目
 Course Title
環境心理学
Environmental Psychology
 担当者
 Instructor
教授   三星 宗雄  前学期 金曜日1時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 (1)身近な環境問題にどのようなものがあるかにまず気づき、(2)それに対して心理学の立場からどのような取り組みがなされ得るかを考えること。
 
授業内容 Course Content
 環境心理学は、さまざまな環境(光環境、音環境など)と、そこに住む人々の心理(こころ)や身体との相互作用について明らかにし、そこから快適な生活が送れるような環境デザインを考えていこうとする分野です。したがって人間の心理(こころ)・生理(身体)の反応と環境の物理的な特性とを結びつけて考えます。
 最近「光害」という言葉が使われます。この時どのぐらい明るいと「害」になるかは、一般に人間の感覚(視覚)の特性が分からないと定義できません。また同じ明るさであっても、光の色によって影響は異なりますし、周囲の光のレベルによっても異なってくることが考えられます。
 環境と人間の心理・生理的反応をつなぐインターフェースは感覚ですので、まず感覚の特性について学びます。また感覚の特性は年齢と共に変化します。したがって高齢者にもやさしい環境づくりという視点が必要です。
 さらには単なる快適な(光,音)環境というだけでなく、そこに住む人々のQOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)と呼ばれる精神的な豊かさや満足度も含めて考えていきたいと思います。




 
授業計画 Course Planning
 1.環境心理学とは何か。
 2.アメニティとQOL
 3.私たちを取り巻く光環境
 4.私たちを取り巻く音環境
 5.感覚の特性
 6.環境認知の発達
 7.快適をデザインする(1):騒音問題
 8.快適をデザインする(2):騒色問題
 9.快適をデザインする(3):住居空間における快適性
10.快適をデザインする(4):高齢者に優しい住居空間
11.バリアフリーとユニバーサルデザイン(1):ユニバーサルデザインはどこにある
12.バリアフリーとユニバーサルデザイン(2):カラーユニバーサルデザイン
13.健康なこころと身体 
14.まとめ <試験>
15.答案返却 講評
 
授業運営 Course Management
 講義形式で行います。テキストは用いず,プリント類を配布します。プリント類は当日の授業中にしか配付しません。試験(授業内試験)は第14回目の授業時に行い,第15回目に点数,コメントを付して返却する予定です。
 *上の予定はどこまでも目安であり、小さな変更はあり得ます。
 
評価方法 Evaluation Method
 授業内試験を行います(評価全体における割合60%)。リポートおよび/または小テストを何度か課します(同40%)。評価はそれらを総合して行います。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
火曜日 18:00~19:30 研究室(17-407室)










 
 
 
使用書 Textbook (s)
今年度はテキストは用いません。必要に応じてプリントを配付します。
参考書 Book (s) for Reference
大野秀夫ほか編『快適環境の科学』[朝倉書店]1993年
大石正編『光と人間』[朝倉書店]1999年
乾正雄『建築の色彩設計』[鹿島出版会]1976年

 
 
 
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