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 授業科目
 Course Title
教育社会学
Sociology of Education
 担当者
 Instructor
准教授 間山 広朗  後学期 火曜日4時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 教育についての議論には、理想論や「あるべき論」、あるいは単なる技術論が多い。そのような語りは語る者を気持ちよくするかもしれないが、その陰で静かに傷つく存在を無視してはならない。
 学校と社会の関係について教育社会学的に考えていくことで学校を批判的に検討する視点を獲得すること、そして学校が現在どのように苦境に立たされているかを理解することを目標とする。
 
授業内容 Course Content
 本授業は、まず、学校が社会に対してどのような社会的機能を果たしているのかを検討する。次に、学校という制度が「子ども」をどのように社会化しているのかを検討する。
 その上で、学校授業などの教育場面における具体的なコミュニケーションの性質や、学校教育に対して一般的に語られる教育言説の問題性について、いじめ問題を中心に検討する。
 
授業計画 Course Planning
 各回の予習復習は基本的に以下の授業計画に関する課題を提出することで行なうことになる。
 ただし、予習復習内容はもちろん授業計画自体も受講生の理解度に応じて調整しながら展開する。
01. イントロダクション:教育社会学の視点
02. 学校の社会的機能について:近代公教育と不平等 
03. 学校の選抜配分機能(1):学歴社会と再生産
04. 学校の選抜配分機能(2):受験社会論
05. 学校の社会化機能(1):「学校」とはどのような装置なのか
06. 学校の社会化機能(2): 学校の「使命」について
07. 教育と相互行為(1):日常会話について
08. 教育と相互行為(2):「授業」の不思議
09. 教育と相互行為(3):「学級」を社会学する
10. 逸脱の社会学(1):原因論
11. 逸脱の社会学(2):相互作用論
12. いじめ問題の社会的構築(1):規範論の根強さ
13. いじめ問題の社会的構築(2):言説と自殺
14. まとめ
15. 試験と解説
 
授業運営 Course Management
 dotCampusでの事前配付資料による講義形式を中心とする。
 (ただし受講人数が少数の場合には、資料コピー配布および演習形式に変更する。)
 提出物(dotCampus掲示板課題やリアクションペーパー)に基づく受講生の理解度に応じて授業計画を調整する。
 なお、講義の場合、担当者による「教育と社会」と4割程度、「生徒指導論」と2割程度、内容が重複することをお断りしておく。
 
評価方法 Evaluation Method
最終授業時の論述式試験(60%)と課題(提出物・報告)(40%)とする。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
授業時に別途指示する。
 

参考書 Book (s) for Reference
苅谷剛彦『学校って何だろう:教育の社会学入門』[ちくま文庫]
北澤毅(編)『<教育>を社会学する』[学文社]
その他授業中に適宜紹介する。
 
 
 
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