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 授業科目
 Course Title
中小企業と法
Small and Middle Enterprises and Law 
 担当者
 Instructor
教授   葭田 英人  前学期 月曜日4時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が、①中小企業の概念、②中小企業の形態、③中小企業の運営、④中小企業の取引、⑤中小企業の問題点について学ぶことにより、中小企業社会を見る力を身につけることである。
 
授業内容 Course Content
 本講義においては、中小企業の概念および中小企業に対する施策、現状について説明し、中小企業のうち、株式会社の非公開会社および大会社以外の公開会社である中小会社について、公開大会社と比較しながら、その特徴的な点を解説する。引き続き、中小企業と法Ⅱにおいて、特例有限会社および持分会社として規定された合名会社、合資会社、合同会社や有限責任事業組合について解説し比較検討する。さらに、中小企業において現在問題となっている重要事項についても論及し、中小企業法について必要とされる知識の習得と考え方を学習することを目的とする。
 
授業計画 Course Planning
 各回の講義内容は一応次のように予定しているが、時間の関係で若干前後する場合もある。なお、復習としては、講義で示した理論・知見を考察してみること。
1.  中小企業の現状と施策
 地域経済に直結した中小企業の現状について学び、その保護育成のための施策とあり方を考える。
2.  中小企業の形態・会社の概念
 さまざまな法人について比較し、個人企業と共同企業の概念について学ぶ。
3.  会社の種類
 さまざまな会社について学び、それぞれの会社の特質について比較検討する。
4.  中小会社の設立(1)
 発起人の役割や定款の記載事項について学び、法的意義について検討する。
5.  中小会社の設立(2)
 設立手続について学び、設立に関する責任について考える。
6.  中小会社の株主総会
 株主総会の意義、運営、決議方法について学び、そのあり方を考察する。
7.  中小会社の取締役と取締役会
 取締役と取締役会の機能について学び、取締役と会社の関係について検討する。
8.  中小会社の会計参与
 会計参与の職務と権限について学び、その役割を考える。
9.  中小会社の監査役と監査役会
 監査役の職務と権限および監査役会の意義と機能を学び、監査役と会社の関係について考察する。
10. 中小会社の会計監査人
 会計監査人の職務と権限およびその役割について学ぶ。
11. 中小会社の委員会設置会社
 委員会設置会社の内容について学び、そのあり方を検討する。
12. 中小会社の株式と新株予約権
 株式と新株予約権の内容や性質について学び、その法律上の意義について考える。 
13. 中小会社の社債
 社債の意義、社債権者の権利および社債管理者や社債権者集会の役割について考察し、法的論点について検討する。
14. 中小会社の計算
 中小会社の計算規則について学び、特に資本金制度や剰余金分配規制に関する問題点を考察する。
15. 中小会社の組織再編
 中小会社の組織変更・合併・会社分割・株式交換・株式移転について学び、その意義と活用方法を検討する。
 
授業運営 Course Management
 講義形式をとるが、質疑応答をできるだけ取り入れながら授業を進める。なお、講義中の私語、飲食および無用な出入りは厳禁とする。
 
評価方法 Evaluation Method
 記述式定期試験の成績により評価する。指定のテキストおよび自筆ノートのみ持込可。評価基準として、論じている視点・論点の豊富さ、記述内容の正確さ、説得力等により加点し、文章の拙劣さ、余計な表現・表記や誤字・脱字等を適宜減点して採点する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 随時受け付けるが、原則として、月曜日の昼休み時間(研究室)とする。なお、質問や指摘は講義後にも受け付ける。
 
使用書 Textbook (s)
葭田英人『中小企業と法』初版[同文舘出版]2013年


 
 
 
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