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 授業科目
 Course Title
経営組織論特講
Advanced Studies in Business Organization
 担当者
 Instructor
講師   海老澤 栄一  後学期 水曜日4時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
“組織には、企業組織のみならず、社会や地域、公共団体なども含まれます。しかもそれら多様な組織は、有目的性をもつものの他に、何となくできあがる、あるいは後から見えてくる目的もあります。しかも一度できあがった組織は、状況の変化に合わせてそれ自身を変えていくことが望まれます。事前に設計した”あるべき姿“の組織ではなく、どちらかというと、歩きながら、あるいは後になって見えてくる”そこにある“組織の姿を中心に学びます。あえて相似形でいえば、ピラミッドのような固定型ではなくモンゴルにみられるパオ型に近いイメージです。

 
授業内容 Course Content
 “変わる”には、意識的、無意識的を問わず、現状からの乖離がみられます。現実には、改善、改悪、変化、劣化、変動、変更、修正、変革、革新、革命…のように、数多くの“変わる”があります。スポーツの世界でも攻守ところを変えることをチェンジ(change)といいます。いずれも現状を“変えていく”ことを意味します。ときには、本人が気づいていないchangeもあります。新たな発見も、旧の状態からの脱皮を意味します。本講義では、“変わる・変える”ことの意味を体系的、機能的に学びながら、組織が直面する新たな諸現象を探ることにします。講義終了時には、自分自身、“変わった”部分、いや変質した部分が意識できるように、自分あるいはある組織の現状認識から始めることにしましょう。

 
授業計画 Course Planning
組織生態学(organizational ecology)の文献を使用します。初回のガイダンスと最終回の総括でそれぞれ1回、計2回。合計6本の独立論文をそれぞれ2回に分けて輪読、計12回、残りの1回は予備として手元におきます。すなわち、1+(6×2)+1+1となります。具体的には以下のような進行を予定しています。実際にはこの予定通りに進まないこともありうることを予め承知おきください。

1. Guidance
2. Organizational Ecologies and Declared Realities (1) - Organizational Ecology: Metaphor or
Ontological Claim
3. Organizational Ecologies and Declared Realities (2) - Organizational Evolution without Design
4. Facilitating Creative Environment (1) -the Winds of Creativity
5. Facilitating Creative Environment (2) -a New Perspective Opens 
6. Co-Creation of Value in FM (1) – Systems Thinking
7. Co-Creation of Value in FM (2)-Co-Learning
8. --- buffer ---
9. Strategies for Communication (1) -Communication Theory
10. Strategies for Communication (2) -Communications Plan
11. Conversational Networks in Knowledge Office (1) - Collaboration and Individual Working
12. Conversational Networks in Knowledge Office (2) - Office Nodes and Networks
13. Creating Effective Learning Environments: Meeting the Challenges (1) - the Impact of the Learning
Environment
14. Creating Effective Learning Environments: Meeting the Challenges (2) - Effective Learning
Environments in Practice
15. Reassessments

 
授業運営 Course Management
 受講生による司会進行と報告および担当教員による質疑と総括の2本立てとします。またレジュメ作成は、全員とします。基本的に全員参画型の形式をとります。したがって、報告担当箇所は、初回のときに割り振りをします。このような方法を採ることによって、共鳴行動が可能になり、集団学習効果が生まれます。担当教員もレジュメを作って交換します。
 
評価方法 Evaluation Method
 提出されるレジュメの品質および講義への主体的参画度合が主な評価項目になります。レジュメの品質は必要に応じて、赤入れ評価済みをフィードバックします。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 原則、講師控室で毎水曜日の昼休み時間帯。ときに食事しながら、になります。
 
使用書 Textbook (s)
Alexander, K. and Price, L. (eds.),Managing Organizational Ecologies,Space, Management, and Organization, Routledge,2012
5部20章からなり、索引も9ページある。しっかりした内容の文献です。翻訳本は出版されていません。
参考書 Book (s) for Reference
Mumford, M. (ed.),Handbook of Organizational Creativity,1st. ed.,Elsevier Inc.,2012.

 
 
 
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